3月8日、2月定例会一般質問に登壇しました。今回は部活動の地域移行、避難所の備蓄品と防災人材の活用の２項目を取り上げました。
１．部活動の地域移行における周知と人材確保について
「部活動の地域移行」という言葉がクローズアップされてはいますが、実際に市内でどのような議論がなされ、実践されているのか知らない方が多いと思います。県は令和５〜7年までを改革推進期間と位置付けており、本市では次年度に現行の富士市立中学校部活動地域移行検討懇話会を協議会に格上げし、モデル事業も展開していく予定です。 全国的な課題として人材の確保があげられています。そのため、私は部活動指導専門の人材バンクの創設、意欲ある教員の継続的な指導環境づくりを提言しました。教員の働き方改革を推進するとともに、子どもの可能性を最大限に広げられるように引き続き動向を注視していきます。
２．避難所における備蓄品と防災人材の活用について
11月定例会に引き続いて防災関連の質問をさせていただきました。市内には52ヵ所の指定避難所があります。これまで市民の要望や議会からの提言により、液体ミルクや生理用品が備蓄品として追加された経緯がありますが、その量や質については議論の余地があります。また、他の自治体で備蓄の事例がある紙おむつがないなどの問題もあります。防災の基本は自助ではありますが、最後に頼りになるのは公助であり、自治体には避難者の安全・安心を確保する義務があります。今回はその点に加えて、地域の防災人材をどのように活用していくかについても言及しました。
さて、定例会は年４回ありますが、そのすべての一般質問に登壇しました。毎度ながら反省も多いのですが、自分なりの問題意識や市民の声を議場で直接的に届けられる機会であり、議員だからこそできる役割でもあります。今後も勉強を怠ることなく、謙虚な姿勢で議会に臨んで行きます。
今回はわざわざ教え子も議場に足を運んでくれました。本当に幸せなことです。ありがとう！
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