青く澄み渡る空、ヤシの木、心地よくそよぐ風…。気分は常夏の島でしたが、本日は講師として用宗に伺いました。最近、用宗は再開発が進んでおり、オシャレなお店ができて、ちょっとした「映えるスポット」になっています。時間があるときにあらためて遊びに行きたいです。
さて、今回の講義内容は「特殊詐欺と悪質商法の手口と対策」でした。昨年静岡県内で起こった特殊詐欺の被害件数は417件です。この数字を聞くと、多くの人たちは「意外と少ないのね」という反応をします。しかし、被害総額が9億円以上だと知ると「そんなにお金が奪われているの!」と驚愕します。毎日のように新聞で特殊詐欺の被害が報道されているため、被害件数が予想以上に少ないと感じてしまいますが、あくまで警察が「認知した件数」に過ぎません。騙されたと思っても通報していない人、そもそも騙されたことに気付いていない人は含まれていないのです。統計資料は非常に有意なものですが、その数字がすべてではないことを理解しなければなりません。
参加者の方々は非常に熱心に聴講してくださり、私も有意義な時間を過ごすことができました。
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