10月11日、1ヵ月間にわたって開かれていた9月定例会が閉会しました。9月定例会では決算委員会、事業評価、議案審議及び一般質問が行われました。
【決算委員会】 決算委員会では、前年度予算が適正に執行されたか、費用に見合った事業効果があったのかを中心に審査を行います。膨大な資料を丁寧に読み込むと、本当に色々なところに税金が投じられていることに気付きます。例えば、富士市議会議員選挙の投・開票事務経費に約1,600万円(国政選挙、県政選挙を合わせると約5,100万円)、広報ふじ作成費に約3,300万円など。委員会では当局と質疑応答を繰り返し、市民のために税金が健全に使われているか議論を尽くしました。
【事業評価】 市政は1,000以上の事業からなります。事業評価とは、その中から毎年いくつかの事業を議会でピックアップし、その事業の評価を決め、今後の方向性(拡充、改善し継続、縮小・廃止など)を提言して次年度予算への反映を求めるものです。会派ごとに提出した評価・今後の方向性を最終的に1本化するのですが、大変な時間と労力を要しました。ある書籍に「前向きに『妥協点』を見出していくことこそ、対話の最高到達点」との言葉があります。それを体現したような建設的な議論だったかと思います。
【一般質問】 今回は「消費者教育の現状と拡充」について質問しました。皆さんは消費者教育を受けた記憶はありますか?消費者教育は、消費生活における知識や技能を適切な行動に結びつけ、自立して安心できる生活が送れることを目的とする教育です。例えば、小学生ならお金の使い方、中高生ならオンライン課金やSNS広告等の危険性、一般の方々であれば悪質商法全般などがそれにあたります。 私が一般質問のときに意識しているのは、答弁者としっかり向き合って対話すること、答弁者や視聴者にわかりやすくすることです。特に後者は意識しており、難しく聞きなれない言葉には端的な解説を加えるように心掛けています。また、客観的事実となる数字は事前に頭に叩き込んでいます。自分で映像を見直して1人反省会をするのですが、今回は前回よりも口調の癖が出ていました。次回に生かします。 プロフィール欄に視聴サイトのリンクを掲載してありますので、私に限らず多くの議員の一般質問をご覧になっていただければ幸いです。よろしくお願い致します。さて、朝の挨拶は何点でしょうか。
この記事へのコメントはありません。