不慣れな会期中はずっとそわそわしていましたが、庁舎に入る直前、立ち止まって思わずパシャリ！小学生のにぎやかな声の中、ぐんぐんと伸びていくハシゴ。私も間近で見たのは初めてだったので子ども心に戻ってしまい、しばらく見惚れてしまいました。
庁舎にいると、ときどき社会科見学をしに来た小学生に出会います。すれ違うたびに元気よく挨拶をしてくれるので、とても清々しい気持ちになります。また、非常に生き生きとした表情をしています。教室から外に飛び出した「非日常体験」は子どもたちの記憶に残り、好奇心や探究心をくすぐります。「百聞は一見に如かず」との言葉がありますが、まさしくその通りです。「本物」に勝る教材はないと思います。今の時代は「世界が片手に収まる」ような感覚がありますが、真偽不明な情報が多いにもかかわらず、「知った気」になってしまいがちです。何かを手に取ってみたり、実際に足を運んだりして、五感で触れることを大切にしたいです。
私自身は見事に心をくすぐられて「ハシゴってどのぐらいの高さまで伸びるのかな？」と疑問を抱きました。調べたところによれば、国内で最も高いハシゴ車は54ｍ、マンションにして18階あたりまで伸ばせるそうです。ちなみに、消防車両のトップメーカーは「モリタ」（本社・兵庫県三田市）だそうで、ハシゴ車に関しては国内９割弱のシェアを誇るとのこと！
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