富士市議会6月定例会(6/13~6/28)が行われました。議会には、必要がある場合に招集される「臨時会」と、定期的に招集される「定例会」があります。富士市における定例会は年4回(6月、9月、11月、2月 ※会期が月をまたぐ場合もあり)、議案についての審議の他、一般質問が実施されます。「一般質問」とは、議員が執行機関(市長)に対して行政全般について見解を質すことです。議会が執行機関に対して持つ監視機能の一つであり、議員の大きな役割でもあります。今回は25人の議員が一般質問に立ち、私を含む新人議員全9人も登壇しました。
私の一般質問の内容は「1.選挙投票率の向上における取組について」「2.まちづくり協議会における人材確保について」です。投票率の低下は全国的な問題ですが、富士市は静岡県内でも長らく投票率が低い地域であり、今回の富士市議会議員選挙は定数を大きく上回る42名が立候補したのですが、投票率は過去最低を記録してしまいました。また、現在26地区すべてに「まちづくり協議会」が設置されていますが、担い手不足が共通の課題となっています。この2点について、質問ならびに提案をさせていただきました。一般質問の動画は下記のURLから視聴できます。登壇した議員がどのような問題意識を持っているのか、また市長がそれに対してどのように考えているのかがわかります。お知り合いの議員や興味・関心のある内容だけでも構いませんので、ぜひ一度ご覧になってください。
http://fuji.gijiroku.com/g07_Video_Search.asp
今回の一般質問にあたり、選挙期間中にたまたまお声がけしてくださった方、教員時代の教え子がわざわざ傍聴しに来てくれたり、「配信を見ましたよ!」と多数の方々がメッセージを送ってくれたりしたことは本当に嬉しかったです。私は「政治をもっと身近に」との強い気持ちがあります。まだまだわからないことばかりで何をするにしても恐る恐るですし、自分が思い描いていることを実行に移せていないことも多く、至らないことばかりです。地域に目を向けていただく機会を創出し、多様な人たちと協働できる場づくりを促し、困り事を他人事ではなく自分事として共有していく仕掛けを考え、かたちにしたいと思います。
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