ひとりごと

これからのまちづくり

 議員になってもう少しで1ヵ月が経過します。研修、会派選択、勉強会など、不慣れなことが続く中でも学びある毎日を送っています。現在は6月議会の一般質問に向けて準備を進めているところです。

 さて、私の興味・関心が高い分野にまちづくりがあります。富士市は26地区に分かれており、各地区に「まちづくりセンター」が設置されています。まちづくりセンターは「住みよい社会と豊かな生活づくりのために地域の諸団体が活動する場であり、市民の皆さんが集い、学ぶための身近な公共施設」です。地区住民による主体的なまちづくりを支援したり、諸証明の受付及び交付をしたりするのも役割です。以前ブログでも紹介しましたが、各地区では「まちづくり行動計画」が策定されており、地区の現状や課題、活動方針が非常に端的にまとめられていますので、ぜひ一度ご覧になっていただきたいです(下記URLから各地区「まちづくり計画」を閲覧できます)。

https://www.city.fuji.shizuoka.jp/machi/c0102/rn2ola000000dx4h.html

 まちづくちの課題には、人口減少にともなうコミュニティの衰退、空き家や空き地の増加などがあげられますが、個人的に最も大きな課題は若年層の担い手不足であると考えています。各地区には住民主体のまちづくり活動を進めていくために「まちづくり協議会」が組織されているのですが、年齢構成は比較的高く、どの地区でも若い人材が求められています。まちづくり協議会に参画している方々は多方面において非常に精力的に活動しており、地域の実態を把握しながらさまざまな取組をしてくださっています。しかし、近年のSNSを活用した情報発信には疎かったり、二の足を踏んでいたりすることがあります。この点を補うためにも、例えばメディアリテラシー教育の一環を兼ねて地区公式インスタグラムの運用を一定期間、中高生に委ねるのもいいかもしれません。また、若者向けの「まちづくりプランコンテスト」を開催し、地域の魅力を効果的に波及させたり、活性化を促進させたりするアイディアや実践方法を募って具現化させるのも面白いかもしれません。まちづくりには多様な主体が参画することが望ましく、特に世代間ギャップは予期せぬプラスの影響をもたらすことがあります。また、より多くの人たちがかかわることは、それだけ「当事者意識」を抱く人たちが増えることを意味しています。

 今後はまちづくりにかかわる機会が多くなると思いますので、多様な人たちと協働しながら地域の課題に向き合っていければと考えています。

※アイコン画像は先週のまちづくり協議会での一コマ。中学生時代に部活動でお世話になった恩師が撮ってくださった貴重な1枚に感謝!

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